ヤマハのブックシェルフ型スピーカー「NS-1000MM」です。以下の改修を施しています。 ・ 3WAYネットワーク新規構築 ・ 配線の引換え ・ 吸音材の新規配置 ・ スピーカーターミナルユニットの研磨 ・ キャビネットの再塗装このスピーカーは一見3WAYですが、内部のパッシブネットワークは2WAY構成で鳴らしています。 これを撤廃し、完全3WAYのネットワークを再構築したスピーカーとなります。（写真6枚目） コンデンサは、ツイーター用にBENNIC製メタライズドPPフィルムの高級ライン「FPP」シリーズを、ミッド用に東信工業製PETフィルムとニチコン「MUSE」の併用を配しています。 ウーファー並列用にもMUSEを搭載。上記に伴い、配線をすべて引き換えています。 スピーカーターミナルからネットワークまでをOFCケーブルに変更。 結線は圧着を基本とし、はんだ付けを極力排除しています。もともと吸音材皆無のキャビネット内に、グラスウールと化繊ウールを新たに配置しています。スピーカーターミナルのポストは、薬剤による研磨を施してあります。（写真10枚目）キャビネットを再塗装しています。 プラサフ、カラー2種、トップコートを施しています。 色味は、わずかにパールのような輝きのあるホワイトとしました。（写真5枚目） 各ユニットを固定しているネジは、錆止めを兼ねた黒塗りとしています。-------外観は、塗装により傷はほぼ無く、打痕も少なめの良品です。 サランネットに破れもなく、綺麗です。-------内部のネットワーク回路を完全セパレートし、「真3WAY」としました。 音としては能率が下がったものの、音が面状に広がり、かつ解析的になりました。 当然オリジナルとはキャラクターが異なりますが、全体のバランスが整ったスピーカーです。性質をご理解のうえ札をお入れください。-------主な定格 ・ 寸法：W150 x H275 x D180mm ・ 重量：3kg ・ インピーダンス：6Ω