三葉虫はアンモナイトと並び人気のある古生物で、一万種とも言われる多種多様な形態をもち、数億年もの長い間、古生代に大繁栄した絶滅種です。 この標本はKolihapeltis (コリハペルティス) という種類です。頭部から大きくカーブして伸びた3本の角と魚の尾びれのような尾板が特徴の希少種です。 大変貴重な2体載りで面白い配置をしています。まるでワルツを踊っているような構図です。ナチュラル感のある仕上げで、ぷっくりとした複眼や鋭い側葉のトゲをよく確認できます。 母岩結合ラインを中心に補修痕が見受けれられます(ブラックライト照射写真3、4枚目)。頭部周りの蛍光発色のいくらかは、はみ出た接着剤起因のようです。見た目の印象よりは外殻の質感は良く、本種に多い補修や修復部も必要最小限に仕上げられています。 これまでキャビネットに飾って楽しんできました。同好の方にお譲り致します。見栄えする標本です。 種名:Kolihapeltis bassei 時代:Middle Devonian 産地:El Achana, western slope of Jbel Oufatene, Morocco 本体:大 43mm, 小 35mm 母岩:85 mm x 62 mm x 36 mm 化石標本が増えすぎて管理できなくなってきたので、マイコレから三葉虫を中心に放出していきます。私には二度と入手できないレベルの貴重な標本もあります。一定量販売後は、出品を取り消す場合もございます。ご了承下さい。 キーワード:化石、恐竜、アンモナイト、鉱物、岩石、生物、古代